お疲れ様です。
残暑厳しいですね。
しかし、着実に秋に近づいているのを実感します。
蝉の鳴き声が鈴虫に変わり
肌の露出が減り
クーラーを点けることも少なくなったり
鼻に入る空気がスッと軽やかだったり
街ゆく人が暑さを避けるために俯いていたのが、ちょっと背筋が伸びる人が増えてきたり
僕は四季の中で夏から秋への移り変わりが一番好きです。
空気も人もクールダウンする感じ。
忙しない年末に向けての準備期間。
刻々と変わる目の前の景色に敏感になります。
そんな感覚も大事に。
夏バテ気を付けましょう。
さて。
SNSやHPにてお知らせしましたが
舞台出演が決まりました。
昨夏に公演中止となった舞台の再演となります。
前回は2公演しか出来ませんでした。
コロナです。
コロナ禍で公演中止になった舞台は多々ありました。
僕自身はその時が初めて。
なんとも形容し難い自身の感情
罹患した共演者の気持ち
楽しみに待ってくださってたお客さま
主宰団体さんの中止による激務
想像の何百倍も辛く、やるせなく、沈んだ期間。
約一ヶ月、素敵な共演者と最高の現場を提供してくださった主宰団体さん
苦しみながらもがいて、探って、失敗して。
上手くいかないなりにも少しずつ前進して。
間違いなく充実した稽古期間を経て
確かに積み上げてきたもの
本当、崩れるのは一瞬でした。
不可抗力なんですけどね。
1年。
この中止が何かのキッカケだったのかもしれません。
事務所辞めてフリーになって、HP作って、名刺作って、その名刺で営業して
苦手ながらも率先して自分を売り込んで、改めて学んで、自主映画も出て
今ブログ書いてる。
去年の夏には想像もつかない環境と積極性を得られました。
崩れるのは一瞬。
極論なんですけど
もしかしたら不可抗力で役者人生いつ終わるかも分からない。
明日死ぬかもしれない。
そんな考えに至るほど、考え込んだ期間。
いやー、芸の肥やしにさせていただきました。
また、できる。
小劇場では奇跡ですよ。
前回のキャストが全員というのは叶わなかったですが
改めて、この機会のために尽力してくださったキ上の空論さんには感謝してもし切れません。
中止が決定してからはお客様へは謝罪ばかりで公演期間を終えました。
キ上の空論さん、お客さまへは
今度こそ感謝と恩返しで終えたいです。
前回積み上げたものは、崩れたままに。
振り返らず
新しく、素晴らしく、度肝を抜くような作品に。
是非改めて、新しく積み上げたものを観にきていただけると幸いです。
詳細はHPにて
写真は昨年中止前
中止から再演の本番まで1年4ヶ月。
僕は二つ歳を重ねることになります。
ほんと、ハゲなくて良かった。
読んでいただき、ありがとうございました。
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