サボってましたね。
ダメじゃないか。
いつの間にか春が終わって、梅雨も終わって、夏も終わりに差し掛かりました。
全く充実していない夏でした。
いや、毎年そうなんですけども。
ビアガーデンに行って自分のビールが来たのは2回だけでした。
3時間飲み放題。
二度と行きません。
僕は自他共に認める「真面目」だと思ってます。
曲がったことが大っ嫌い。
でもこの役者の世界、「真面目」はつまらないと言われます。
認めざるを得ない。
お芝居に出るんですよね。
生き方というか、性格が。
確かに「真面目」な人のお芝居は可もなく不可もなくに留まる。
「不真面目」な人の方が圧倒的に魅力的。
昔から「不真面目」に憧れ続けました。
思春期の時って不良の方がモテてたし。
悪いことしてモテるってどういうこと。
「不真面目」な人がミスをしてもそこそこに怒られるのに
「真面目」な人がミスしたらこっ酷く叱られて、信用も落ちる。
でもなれないんです。
人に嫌われたらどうしようとか考えるんですよね。
「真面目」が常に足を引っ張る。
結局僕らは「不真面目」の尻拭いをすることしかできない。
「不真面目」の下に生きている。
カイジは真面目だから。
「不真面目」な人によく鼻で笑われました。
その都度、自分の生き方を否定された気分になります。
そうっすよね。
そう、だってあなたの方が魅力的なお芝居するし。
間違ってる、できてないのは自分だ。
そんな20代を経て現在。
別に「不真面目」な人を嫌ってるわけじゃないです。
自分には絶対真似できない言動ができる人
と一目置きます。憧れは消えました。
つまらない、「真面目」に生きてきて損ばかりしてきた人生。
そんな人間のお芝居も良いと言わせてやろうという反骨精神。
「真面目」の逆襲。
そして一番大事なこととして
他人と比較しない
を身に付けられました。
お芝居は共同作業。
憧れや引け目を感じてたら良いものは作れません。
対等です。
助け合って。
ないものねだりに留めておきます。
「真面目」と「不真面目」がいて良い創作ができるのだとも思います。
世の中うまくバランスが取れてる。
ただ、これまで鼻で笑ってきた人は根に持ちます。
「真面目」に生きてる人たち
偉いです。頑張ってます。
あなたのお陰で輝いてる人がいます。
いつか必ずあなたが輝く時が来ます。
その時、「不真面目」な人が支えてくれて輝けているのかもしれません。
この世界はそんなバランスでできてます。
きっとそうです。
知らんけど。
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